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厚生労働部門会議雇用WTが開催されました。
ILO(国際労働機関)から「目指すべき雇用・労働の在り方」 についてヒアリングしました。ILOとしては1999年からディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)促進のために加盟国の監視やG20 などで目標の報告、技術支援などをしている旨が報告されました。
会議では、
・現在は発展途上国しかディーセント・ワーク・カントリープログラムがないので、日本も政労使で具体的な項目や数字を入れたカントリープログラムを検討すべき
・正規雇用と非正規雇用の問題は、雇用形態だけを見るのではなく、社会保障システムの問題としてもとらえるべき。具体的には、社会保障や給与などをしっかり整えるべき
・非正規雇用について、今国会で有期雇用法が見直されることになっているが、このことをILOも後押しして欲しい
などの意見が出ました。