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厚生労働部門会議に出席しました。
厚生年金基金等の資産運用・財政運営に関する有識者会議の経過について報告がありました。厚生年金基金については、「代行割れ基金」が全体の4割を占めていて、今後公的資金を入れるかどうかが焦点になり、来週以降パブリックコメントの報告があるようです。
また、新たな地域精神保健医療体制の構築に向けた検討チーム及び精神科医療の機能分化と質の向上に関する検討会のとりまとめについて報告がありました。現状は自傷他害のある人を対象に行う措置入院、本人が入院に同意する任意入院、両入院に該当しない人で、保護者の同意を要件とする医療保護入院の三種類があります。医療保護入院は精神科病院に入院する38万人の4割にあたるので、今回の法改正で課題として上がっております。
また、精神科の入院患者を(重度かつ慢性を除き)一年で退院させる仕組みを作ることに関して、地域で受け皿を作らないと家族だけではフォロー出来ず、退院難民が出るのでは、という意見などが出ました。