今日は、クリーンエネルギーについて、経済産業省からのレクチャーを受けました。
特に、地熱と太陽光について、その現状と今後の見通しを整理しました。
1.地熱
・日本では、火山といった自然の条件がある東北・九州で地熱発電が行われている
・日本は潜在的に2347万キロワットの地熱発電のポテンシャル資源を有しており、これは世界第三位であるが、現在は約54万キロワットのみしか利用されていない
・その原因としては、自然公園内、温泉等の観光地との兼ね合いなど、地元からの理解が必要となることが一因である
・沸点の低い物質を使った、バイナリー発電という低温の熱源(70度〜120度)でも可能方式がある
・政府としては、地熱発電を振興させるために、8月末に予算を成立させ、来週から施行する
2.太陽光
・太陽光パネルコストの内訳を見ると、設置コストなどよりも、「パネルそのもの」のコストが圧倒的に高い
・今後、普及が進んでいけば、スケールメリットを活かしてコストを安くできると考えており、実際、20年前と比較してコストは約6分の1まで低下している
・目標は、さらに4割程度コストを引き下げることであり、普及させるために補助金などの施策を講じている